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12.11.2012

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 9月 15日


今日の談話会(コロキウム)は、カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California San Diego) の教授による、宇宙の再電離のシミュレーション(数値計算)のお話でした。


皆も知っての通り、宇宙はビッグバンという爆発で始まり、現在も膨張を続けている。


誕生したての宇宙は高温かつ高密度。  
高エネルギー粒子が飛び交っている世界。 


けれど宇宙が膨張するにつれ次第に温度が冷え、陽子が電子をとらえるようになり、初めて原子が誕生する。ビッグバンから約30万年後の出来事です。 

これにより、それまで陽子や電子との衝突によって行く手を阻まれていた光子(フォトン)が自由に宇宙空間を動けるようになる。 

宇宙の晴れ上がり、と呼ばれるのはこの時期。 
NASAのWMAPという宇宙探査機はこの時代の光、宇宙マイクロ波背景放射を観測中。 


WMAP が見た宇宙の晴れ上がり
ビッグバンから約30万年後の宇宙の姿(画像:NASAーWMAP)


11.22.2012

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2006年 4月 15日


それは昨日の昼下がりのことであった。 

私の敬愛するポスドク研究員、エリザベス(仮名)のオフィスへ、ミーティングのためお邪魔すると、彼女と彼女のオフィスメイト、ジョン(仮名)がネットでなにやら検索している。 


  「ユーコ、この男の人、どう思う?」 


と訊かれ、目に入ったのはカウボーイハットにTシャツを着た20代のアメリカ人男性。 


ぱっと見、ごくふつーの男性。 


だがこのウェブによると(wealthy guy なんちゃら・ドットコム)彼は年間数百万ドルを稼いでいるらしい。 


11.20.2012

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 12月 23日


今年はもう二度も日本に帰ったので、クリスマスもお正月もハワイで迎えることになりました。 

クリスマスまであと二日。 

今日は研究所で今年二回目のクリスマスパーティーがありました。 
英語はもちろん、ハワイ語、イタリア語、ラテン語でクリスマスソングをうたったり、ごちそうを食べたり、アイリッシュコーヒーを飲んだりして、楽しかったです。 

びっくりしたのが、私の指導教官。 
歌かなり上手でした。。 。


アメリカでは日本と違って通常、お正月よりもクリスマス(ユダヤ教徒の場合はハヌカ)を盛大に祝います。 
日本だとクリスマスって、カップルのための日になってるけど、ここでは家族が家に集まってディナーを食べるのが慣わしとなっています。 

11.13.2012

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 

日が昇る前に登頂
ハレアカラの神々へ祈りを捧げる、Lei'ohu Ryder とクムフラ Debbie Ryder

去年、私の母の所属するハラウ(フラの教室)がマウイ島でワークショップを行ったのですが、幸運にも私も参加させていただきました。

ハワイの自然、フラ、そして人々に感動・感激した、非常に濃い一週間でした。 

そのときハレアカラの山頂で撮った写真をアップします。


11.11.2012

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2006年 1月 27日

明日は同じ研究所にいる中国人の子が主催で、院生仲間同士のチャイニーズ・ニューイヤーパーティー(旧正月祝)が開かれる。 その子が餃子をたっくさんこしらえてくれるみたいなんだけど、基本的にはポットラック(料理持ち寄り)パーティー。 

やっとこさ仕事にめどがついたので、今からダイエーに行って食材を買ってきて料理をする予定です。 

真夜中から がさごそ と料理の準備をする女。 

それはわたくし。 

つまみ食いをしないよう自分を制しなければ。 

そうそう。 
ハワイはもう夜の10時半だけど、ダイエーは24時間営業なのだ。ビバ!  

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 9月 5日

リモート観測室内での私。望遠鏡で
得られた画像はコンピューターのモニターに映し出されます
。

すばる望遠鏡の観測二日目。

日暮れまでまだ時間があるので、ゆっくりラテを飲んでいます。 
高山病になりやすい私にとって、やっぱり麓からのリモート(遠隔)観測は楽。 



〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 9月 6日

二日目、観測終了。残るはあと一日。 

昨日に比べるとシーイング(大気揺らぎによる星像の乱れ)は全体的によくなかったけど、それでも良いデータがとれました。ほくほく。 

っていってもボスのデータなんだけどね。 
しかも一週間以内に解析をすませなきゃいけない。 
なのに今週末は自分自身の観測が入ってたりなんかする。 

気分はもうすでに、

 「助けて、どらえもん!」。 

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2006年 6月 23日

カリフォルニア州パサデナ市の日本庭園

こないだ伊藤園の新俳句を日記でも取り上げたけど、俳句 はアメリカでも HAIKU として知れ渡っている。 

数年前、私がC言語(コンピューター言語の一つ)のプログラミングのバグにいらいらしていたとき、突然コンピューターがクラッシュして、書いてたプログラムが消えてしまったことがある。  


しばし 


  呆然 


とする私に アメリカ人の友人から送られてきたのが イングリッシュ俳句。 


さぁ、皆もレッツエンジョイ♪ 

11.10.2012


〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2006年 6月 20日


観測最終日の昨日は結局悪天候のため、ドームを開けることもできず終わってしまった。 
高湿度に加え、50MPH(=90km/s)以上もの暴風まで吹き荒れたマウナケア。 


実は私、今週末にもうひとつ今度はビッグな観測が入っている。 

世界最大・口径10mのケック望遠鏡にて、私の今までの総決算ともいえる観測が行われる予定。 なのになのに、天気予報によると週末は「曇り・雨」。 


はー。 
やるせない。 


今から テルテル坊主 でも作ることにしようかな。。 
天気予報が間違っていますように、と祈るばかりです。 


〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2006年 6月 19日


観測室からこんばんは。 

現在ハワイは午後九時を過ぎたところ。  
観測も順調、、、と言いたいのだけど現在マウナケアの湿度95%!  

この状態でドームを開けてしまうと、装置や望遠鏡に水滴がついてダメになったり、最悪凍り付いてしまうので、湿度が80%以下になるまで待機しなければなりません。 

忍耐。ニンニン。 


眠気ざましにここ数日のできごとを書いてみます。 

11.05.2012

〜 ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ 〜
  2006年 2月 4日

Wikipedia - Tylenolより
タイレノール。 

それはアメリカの痛み止め薬の名前。 

昨夜(というか今朝)腹痛であんまり眠れず。 

常備薬を切らしていたので、その辺にあった薬タイレノールをとりあえず飲んでおいた。 

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2006年 7月 31日

ただ今観測でハワイ島にいます。 

といっても湿度は未だに90%のあたりをうろうろ。  
観測できません。 ドーム開けられません。

観測前日は大抵の場合、準備に時間がかかってよく眠れず、当日は当日で移動や観測のセットアップに時間が割かれてしまいます。なので観測初日の徹夜はけっこうきついものがあります。

とはいうものの今回のケックの場合、マウナケアの麓のワイメアという牧草タウンからのリモート観測なので、山頂に比べると物理的にかなり楽です。  

10.31.2012

〜 ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ 〜


Wikipedia - Golden Ratioより
黄金比。 

別名、神の比。 

それは最も均整のとれ、美しいとされている比率。 

ギリシャのパルテノン神殿やミロのビーナスなどの建造物、美術品は黄金比に従っているというのは有名な話。 

自然界でも草木の枝分かれや巻貝、松ぼっくりの中に見られる。 


フィボナッチ数列の隣接する数字の比もやがて黄金比に収束する。 


〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 7月 11日

ケック財団が建てた世界最高峰の10m、双子望遠鏡ケック。 

そのケックが誇る多天体分光装置を使って昨日からせっせと観測中です。 
今回は私の研究の総決算(パート1)とも言える重要な観測。 
130億光年かなたの天体(クェーサー)からの光をつかまえよう、という野心的な観測。  

なのに、なのに、なのに!!  
昨日は湿度が高すぎてドームを2時間ほど閉めなきゃいけなくなったり、、装置のトラブルでさらにもう2時間失ったり、、、あげくの果てに今は霧と湿度のせいで望遠鏡ドームをあけることができません。

嗚呼。哀し。働けど、働けど、研究の成果がなかなか出ず、じっと手を見る私なのであった。(啄木風。) 

この観測のために連日徹夜続きで働いていたっていうのに、自然を前にしては人間は無力。
なので今はひたすら天気の回復を願うのみです。

ま、昨日、有益なデータを少しは取ることができたので、それでいい研究ができたらいいな、ってくらいに思っておこう。自分にも他人にもモノにも期待し過ぎてはイケナイ。落ち込みの素になる。だいたいこんな素晴らしい望遠鏡を自分の研究に使えるだけで幸せだよね、私。 

明日からしばらくはゆっくりと、研究をやっていこうと思います。 
来週末は研究所に行かないでショッピングなり、ビーチなりを楽しもうかな、久しぶりに。 

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 7月 12日


1秒1ドル。 

これなんだと思いますか? 

私の給料? 



、、、、、。 



そんなわけない。(当たり前) 

これ、今回観測させてもらったケック望遠鏡の観測にかかる費用です。 


〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 5月 14日
山腹施設のロビー

前回はマウナケア山頂での写真を載せたので、今日は山腹にある宿泊施設をご紹介。 
マウナケアは標高約4200m。 日本が誇る「みななろー(3776)」の富士山よりも400mちょっと高いくらい。 

〜ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ〜 
 2005年 5月 12日

日暮れ時のマウナケア山頂の風景。 
 左側に見えるのがアメリカの双子望遠鏡ケック(口径10m)、そして右側に見えるのがNASAの赤外望遠鏡IRTF(口径3m)。 雲の向こう側に見える山はハワイ島のお隣、マウイ島のハレアカラ山。 


山生活も今日で5日目。  
相変わらず山頂では激しい高山病(吐き気&頭痛)に見舞われています。 

医者の処方薬を飲んでいるんだけど、全然効かない。定期的に運動(ジム&ヨガ)もしてるんだけど、それも意味なし。  

人類のうち20%は高山に弱い体質なんだそうです。  

10.29.2012

〜 ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ 〜


ハワイ大学マノア校 天文学研究所 (Institute for Astronomy)
の周りの風景

アメリカに来てから思うのだが、”How are you?" という決まりきったこの文句は非常に便利である。 

 "How are you?"   

は大抵の場合 Hello と同じ意味しか持たないし、相手もこっちの返答を期待していない場合が多い。