探しものはなんですか?
見つけにくいものですか? by 井上陽水
大切な物を失くしたり、どこに置いたか忘れやすい方にとって救世主になるかもしれない製品が、近々アメリカで発売されます。
その名もタイル(Tile)。
製作者によるビデオはこちら
Tile -- the world's largest lost and found
お買い求めはこちらのウェブサイトで。
Tileは Bluetooth が搭載されている、薄手で小さなシグナル受信・発信機です。
あらかじめiPhoneの専用アプリに登録しておけば、GPSによる追跡が可能となります。
たとえば鍵をなくしがちな人は、キーホルダーにタイルをつけたり、
パソコンや財布、自転車などの貴重品の紛失や盗難が不安な方は、貴重品にタイルを貼っておきます。
タイルには穴があるので引っ掛けやすいし、また両面テープがついているので、直接品物に貼ることができます。
自分のタイルをiPhone の専用アプリに登録しておけば、「あれーー、どこにいったんだろう?」と思った時に、iPhoneで居場所の検索が可能になるわけです。
ノートパソコンや財布、自転車などの 貴重品にタイルを貼っておけば追跡が可能です |
タイルは音を鳴らしてその居場所を教えてもくれます。
ひとつのタイルは合計10の iPhoneに登録することが可能なので、友達や家族と共有することもできます。
難点は、iPhoneでタイルを追跡できる距離範囲が50−150フィート(15−45メートル)だということ。
ただし、タイルの設定を「個人」から「タイルのアプリ利用者全員と共有する」 に変更すると、タイル・コミュニティ内の人が自分のタイルを認知したときに、お知らせメッセージが届くようです。
ビデオでは盗まれた自転車が、見知らぬ人のタイルアプリによって見つかった例が出てきます。
(そしてそこから出会いに発展???)
タイルは今のところ、一つ$24.95で予約販売されています。
実際お届けされるのは今年の秋か冬になるそう。
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このタイルの開発はベンチャー起業家です。
開発費用が足りないので、インターネットで商品の説明をし、予約販売をすることで
資金を調達しているのです。こういうベンチャー起業家、アメリカでは最近多いです。
楽しい商品なので、私もひとつ買ってみようと思っています!
今ハワイへの引越し準備で慌ただしい日々を送っているのですが、私の家具がシカゴからハワイに無事たどり着くのか少々不安です。タイルを忍ばせておきたい気分でいっぱいです。
とはいっても追跡距離が7000キロメートルもあるので、ちょっと今のバージョンでは無理そうですが。
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