10.29.2012

〜 ハワイ大学院生時代に綴っていたmixi日記からの転載シリーズ 〜


ハワイ大学マノア校 天文学研究所 (Institute for Astronomy)
の周りの風景

アメリカに来てから思うのだが、”How are you?" という決まりきったこの文句は非常に便利である。 

 "How are you?"   

は大抵の場合 Hello と同じ意味しか持たないし、相手もこっちの返答を期待していない場合が多い。 



なので一番当たり障りのない無難な(つまらない)答えは、 
   
 "Fine"  ”Alright"  “Good" 


万年ハッピー・アメリカ人ぶりたいときは、白い歯をきらり~んとさせて、叫びましょう。 

  "Beautiful!" 
  "Wonderful!" 
  

疲れて誰かに話を聞いてもらいたい気分のときは  

  ”Surviving" 
  "Still alive" 
  "Dead" 

(この順番に相手からの注目度も高くなる。) 
  
こういう返事をすると相手も笑いながら、どーしたの?って聞いてくる。 ただしあんまりシリアスな顔をしてしまうと、相手が困ってしまう可能性大。 あくまで皮肉っぽく微笑みながら言うのがポイントである。 
   

このように挨拶や話の導入として、日頃かなり多用されているこの "How are you?" 

はじめアメリカに来たときは、会う人会う人に ”はうあーゆー” と聞かれ、疲れてしまったこともあるのも事実。  

 それしか聞くことないんかい! と。 

でも最近はすっかりアメリカナイズされてしまったのか、よく使っています。 


日本語だと、元気ー? に相当するのでしょうか。  
ただし、上司にむかって、元気ー?なんて聞けないですよね? 


数年前、日本人のポスドク(研究員)さんに道であったときに、思わず "How are you?" と言いそうになったわたし。 


でも日本人相手に英語はいかんだろう、と脳内で素早く判断。 


そして放った言葉は、、、、 


  「お元気いかがですか~?」 


変! 

ヘンだ!! 

ケントデリカット(古!)、いやマックの「ご一緒にポテトはいかがですか?」を彷彿とさせる、明らかにヘンな挨拶だ!!! 

相手のポスドクさんも困惑した表情をしてしまっている!! 

結局、”えぇ、あ~。まぁ~。” 

という曖昧な返事を返されて、ポスドクさんはそそくさと私の前を歩いていってしまった。。。 


しくしくしく。

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2 件のコメント:

  1. お元気いかがですかー!には笑っちゃいました~。
    私の会社は最近、外資系になったのですが、上司が外人という部署がでてきて、「How are you」をよく耳にします。
    相手が年配であろうと年下であろうと、同じように気軽に声をかけていて、最初は驚きましたが、要は、「こんにちは」というのと同じなんでしょうね!腑に落ちました。

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    返信
    1. おそらく頭の中で

       How are you?  

        → ご機嫌いかが?
         (いや、これは私には上品すぎる表現だ!)

       → お元気いかがですか?

      と変換されてしまったのだと思います(恥)。

      How are you? って頻繁に使われていますが、返事聞かないで立ち去る人も多いですね。

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