私はここ何年もラップトップ(ノートパソコン)は Mac 。
しかも最近ではデスクトップはほとんど使わず、メインはラップトップです。
Mac が Unix系の OS X に切り替わってからというもの、私の分野ではMacが主流。
それまでは Windows のノートパソコンに Linuxをインストールするのが通例だったのですが、切り替えるのにいちいち再起動が必要だったりして面倒でした。
Mac だと Unix ベースなので仕事もサクサクできる。プレゼン用スライドもKeynoteで綺麗に早くできる。iTuneで好きな音楽も聞けるetc。そんなわけで仕事の環境が数段に向上した気がします。
でも先日、Macの日本語入力 ことえり がちょっとおかしくなっていたので、Googleの日本語入力をインストールして使ってみました。
それが、スゴイのデス!
スペースキーでの漢字変換のレスポンスが早い!!
しかもコトエリよりも変換が賢い!!!
そしてサジェスト機能までついている!!!
(サジェスト機能または予測変換機能:文字をタイピングしている途中でコンピューターが文字を予測して提案する機能。携帯電話では使われていたこの機能。コンピューターではグーグルが初めて適用したそう。)
例えば、こちらが 「いま」 とタイプしてスペースキーを押した時の画面。
「今」 はもちろん、「居間」、そして現在の時間である 23:09 まで出てきます。
「すりじゃ」とタイプするだけで、あの超長ったらしいスリランカの首都、スリジャヤワルダナプラコッテが出てきます!
「現在の時間、それって本当に必要な機能なの?」
「スリランカの首都、初めて知ったよ?」
そんな 疑問 や つぶやき はさておき、このグーグル日本語変換のレスポンスの速さと変換の選択肢は ことえり より賢いです。
結局キャッシュをクリーンアップしたら ことえり君 は復活したのですが、Google入力のほうがストレスフリーで使いやすいので、ことえりはもう外しました。
というわけで、日本語もっとサクサク打ちたいー という方にはオススメです。
ちなみに開発の理由とその過程を綴った Google 日本語入力コミック(漫画) まであります。
http://www.google.co.jp/ime/comic
寿司職人まで出てきます。
そんな寿司職人系グーグル日本語入力のインストールはこちらから
http://www.google.co.jp/ime/
詳しい設定はこちらのブログが参考になりそうです。
http://inforati.jp/apple/mac-tips-techniques/system-hints/how-to-use-google-japanese-input-method-and-mac-kotoeri.html
日本語入力としてことえりやグーグルの他に ATOK がありますが、こちらは有料(約7000円)です。
その点、Googleだったら無料だし、予測機能のベースであるラーニング・アルゴリズムの向上にも力を入れていると思うので、試す価値は十分あると思います。
マックで英和・和英辞書
ちなみに Mac は日本語の辞書(Dictionary.app) が内蔵されていることは皆さん、ご存知かとおもいます。
例えば、ダッシュボードでも設定をすれば辞書が使えます。
ダッシュボード起動には標準でF4を押すだけ。
こちらはプログレッシブ英和・和英辞典。
hypothermia = 低体温症 |
またサファリでも単語を選択して、右クリック(またはコントロールキーを押しながらクリック)。するとコンテクストメニューが出てきて、「辞書を検索」を選択すると辞書が自動的に引かれます。
こちらは設定が詳しく書かれたウェブサイトです。
(ただ古いOS X(Leopard)の時に書かれているので、現在のOSでも作動が同じなのかはわかりませんが。。。)
http://sakito.jp/mac/dictionary.html
海外仕様のMac でも 標準 でなぜか日本語だけは辞書が内蔵されています。
つまり
私がアメリカで買ったマックにも、
フランスで買ったマックにも、
英語と日本語の辞書は初めから内蔵されているけど、フランス語や他の言語の辞書はそうじゃないので、自分でインストールしなきゃいけない!!!
スティーブ・ジョブズは 禅 に傾倒していたし、彼のトレードマークである黒のタートルネックは三宅一生による特注だったということは有名ですよね。もしかして彼の日本贔屓が 日本語の辞書の初期内蔵 という形で現れたのだろうか、とか私は勝手に勘ぐっていたりします。
実際のこと知っている方がいれば、教えてもらいたいです。
皆様もグーグルとマックで快適なコンピュータ生活をお送りください。
(あ、私アップルやグーグルからお金もらってないですよー。w)
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