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Wikipedia - Golden Ratioより |
別名、神の比。
それは最も均整のとれ、美しいとされている比率。
ギリシャのパルテノン神殿やミロのビーナスなどの建造物、美術品は黄金比に従っているというのは有名な話。
自然界でも草木の枝分かれや巻貝、松ぼっくりの中に見られる。
フィボナッチ数列の隣接する数字の比もやがて黄金比に収束する。
私の所属する研究所では毎朝10時にモーニングコーヒーと呼ばれる集まりがある。
コーヒーを飲み、フルーツやお菓子を食べながらおしゃべりをして、研究所員の互いの親睦を深めるのが目的だ。
今朝、そのモーニングコーヒーで、ふとしたことからアメリカで使われているレターサイズの用紙と、ヨーロッパや日本で使われているA4サイズの用紙、そのどちらがより美しいか、という話題になった。
わたし、個人的にはアメリカのレターサイズが好き。
あのちょっとずんぐりとしたところが絵本チックで好きなのだ。
それでどちらが黄金比により近いか、という議論になりさっそくみんなで計算してみた。
ポルトガル人のポスドク、ペドロはレターサイズとA4サイズの比率を暗記しているという、少々マニアックな人である。
結果は、、、
レターサイズ 縦横比 = 1.294
A4 縦横比 = 1.4142
黄金比は1.618なので、A4サイズの勝ち(?)である。
ふーむ。なるほど。
どうやら私の美的感覚は自然界の法則に背いているらしい。
隣にいたアメリカ人のポスドクは、「黄金比により近いものが生き残るとされているのに、なぜレターサイズがこんなに普及されているのだ!」 と言いだす始末。
そりゃ、いまだに華氏やマイル、インチに固執しているこの国だからこそだよ、と言いそうになったがやめておいた。
私レターサイズ好きだし。
~ 今日知ったどーでもいい雑学 ~
1. A[n] 用紙 は常に比率が1,412(=√2)になるよう作られた。
(n = 1, 2, 3, 4, 5, ....etc)
ので、A4用紙を二つ折りにすると、A5用紙になる。
この比率(1:√2)、実は白銀率(silver ratio)といわれ、日本では古来から美しいとされている比率だそうな。銀閣寺や法隆寺の五重塔もこの白銀率に従っている模様。
2. 数学のソフト、マセマティカではデフォルトでプロットの縦横比が常に黄金比。
3. 国によって、割り算の仕方が違う!
日本だと例えば
8.3
_____
3 ノ 25
24
______
10
っていうふうに割り算の計算をするよね?
ポルトガル人のペドロは、よく覚えてないけど、
ノ____
というふうに書いてて、答えが上じゃなくって、左にくるようになっていた。計算途中の引き算は書かずに(上記の例だと25-24)、自分の頭でやるらしい。
そして、アメリカ人ポスドクJ。
彼は学部はイェールで博士号はハーバードという、巷でいうところのエリートだ。
そんな彼、手計算をする私とペドロを鼻でふふん、と笑い、携帯電話の計算機能を使おうと試みる。ところが使い方がよくわからず悪戦苦闘。結果、自滅。
ぷぷぷ!
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おとといアメリカ東海岸を襲った巨大嵐Sandy も黄金比に 従って、、、いるかも? |
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