Telegraphより |
私の愛読雑誌、The New Yorker の記事はこちら
ソースであるCurrent Biology の論文はこちら
アフリカ・フンコロガシが太陽や月明かりを道しるべに進むことは、以前から知られていました。今回、プラネタリウムで行われた実験によって初めて、夜間は星空または天の川銀河の光を頼りに進むことがわかったようです。
こちらのTEDのトーク(英語)も非常に興味深いです。
フンコロガシのダンス
実験でフンコロガシを円盤状の台の上に置き、フンコロガシが直進する中、台を90度回転します。
普通の動物ならそこで方向感覚を失うのですが、フンコロガシは迷うことなく元の進路方向を突き進んでいくのです。これはフンコロガシが太陽の位置から、方向認識を行なっているためと考えられます。
さらにフンコロガシは、我々人類を含め普通の動物では見えない、偏向された光を見ることも出来るそう。
古代エジプトでは聖なる昆虫として崇められていたそうです。
エジプト・カルナック神殿にあるフンコロガシの像 wikipedia より |
エジプト・王家の谷の墓の壁にも描かれています |
一方中国では、フンコロガシは漢方薬として使われているとか?
所変わればなんとやら、ですね。
私はこの記事を読むまで フンコロガシ の名前は知っていたものの、その生態は全く知りませんでした。後ろ向きに進むなんて面白いですよね。
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話は変わりますが、私は文房具が大好きです。
わざわざ日本からペンやノートを仕入れるくらい、文房具を溺愛しています。
日本の文房具は世界一のクオリティだとも思っています。
最近はこんなノートを購入しました。
ノートの裏にはいろいろと書かれています。
リサイクルマテリアルで出来ており、地球環境に優しいノートです。
で、でも Poo Poo Paper って一体、、、?!
(Poo は英語で うんち の意味)
と思ったあなた、そうなんです、このノートなんと フン(糞) から出来ているんです!!!
象さんのフンです。
草食動物である象の糞には繊維が多く含まれており、紙にすることができるそうです。
こちらは見開きの状態。
私はシカゴ大学のキャンパス・ブックストアで購入しましたが、こちらのウェブサイトでも購入できるもよう。象の他にも、馬、パンダ、ムース(へら鹿)、牛、などのフンから出来たノートもあるようです。
興味のある方はお試しあれ♪
ちなみに無臭です(笑)。
5ドルと思ってレジに持って行ったら、お金を払う段階で10ドル近くもすることが発覚。一瞬尻込みしたのですが、せっかくだから(??)と買いました。でももったいなくて使っていません。。。
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