3.26.2013

今週シカゴの学校は春休み期間です。

昨日、今日と仕事の合間にアドラー・プラネタリウムでボランティア解説員として数時間働いてきました。昨日は一般の方への解説、今日は新規ボランティアへの指導と説明です。

来週から学会で忙しくなるので、それまでに解説員のボランティアです。

私の担当しているラボ(サイエンス・ビジュアライゼーション・ラボ)への観客は普段は70人くらいなのですが、春休み期間ということもあって昨日は200人近くが来客し、大賑わいでした。


こちらはラボの外からの眺めです。奥には3D画面があり、観客が座る席もあります。






昨日は子供が多く、かなり騒がしい状態。
にも関わらず前半はマイクがなく、声を張り上げて解説したため、最後は  が枯れそうになりました(笑)。


でもすごーーーーーく楽しかったです。

とある女の子は学校のプロジェクトで来ていて、私を質問攻め。
本当にこちらの子供の質問の多さには感心させられます。
一緒に写真もとってほしい、ということで写真を何枚もとられました。



暗くて見えにくいですが、こちらが私が解説で使っている3つのモニター&スクリーン。
壁にももう一つモニターがあり、そちらも使います。





写真中央が3Dムービー用のスクリーン。
観客に3Dメガネをかけて鑑賞してもらい、解説を進めていきます。

この日3Dスクリーンでは銀河の形成と進化のシミュレーション、ハッブル宇宙望遠鏡が映しだした最遠の銀河の姿、スローン・デジタル・スカイサーベイが描く宇宙の大規模構造などを流しました。

3Dムービーには銀河の他にも、宇宙線、系外惑星、ブラックホール、宇宙背景放射など、多岐に渡ったトピックが揃っており、選んで映し出すことができます。

私の専門は銀河の形成と進化なので、自分の研究である銀河についてお話することが多いのですが、観客の希望によっては他の分野も解説します。系外惑星や宇宙線など、自分の専門外の分野であっても説明しなければいけないことがしばしばあるので、自分自身の勉強になります。



アドラーの建物の前にはコペルニクスの銅像が立っています。


こちらがアドラーの外からの夜景。




アドラーは湖の先端に位置しており、シカゴの高層ビルの夜景スポットとしても有名です。

シカゴはまだ雪が降るほど寒くて春が待ち遠しい毎日なのですが、この美しい夜景を見ていると寒さも忘れるほどです。



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