(青色)夏時間を導入している国・地域 (オレンジ)過去に夏時間を実施したが現在は使っていない国・地域 (赤)夏時間を実施した事のない国・地域 Wikipedia 夏時間 より |
昨夜2AMをもって、アメリカ本土では夏時間(サマータイム, Daylight Saving Time)が終了しました。1時間時計を戻すので、ちょっと得した気分です。
でも午後5時頃にはすでにあたりが暗くなるので、なんだか寂しい気にもなります。
同じアメリカでも低緯度にあるハワイやアリゾナは夏時間を導入していません。
それと知らなかったのですが、日本でも第二次世界大戦後の1948年から1951年までの占領時代は夏時間が実施されていたのですね。(ウィキペディアより)
ウィキペディアの地図(上)を見て意外だったのが、常夏の国フィジー(緯度18度)も夏時間を導入していること。夏と冬の日照時間の違いそんなになさそうですけどね。
私の住んでいるシカゴの緯度は41.85、と北海道函館市とほぼ同緯度になります。
ちなみに南仏の港町、マルセイユ(緯度43.29)は緯度が札幌市と同じくらい。
パリの緯度は48.5度。北海道の北端よりもさらに北に位置しています。
意外に思われる方もいるかもしれませんが、西ヨーロッパは北大西洋海流と偏西風の影響で高緯度であるにも関わらず比較的暖かいのです。(ハワイに住んでいた私にとってはそれでも十分寒かったのですが。)
でも緯度が高いので、夏になるとそれこそ夜9時でもまだ外が明るかったりします。
冬の間の日照時間が短いだけに、パリでは初夏になるとお日様を楽しむべく、皆一斉に外に出てきます。一体今までどこに隠れていたの?! というくらい人がうじゃうじゃと出てきます(笑)。でも7月のバカンス・シーズンになるとパリジャン・パリジェンヌは南のビーチリゾートへ遊びにいくので街は観光客だらけになってしまうのですけどね。
パリのカフェにて。 帽子が素敵な老紳士。 |
そして冬が近くなってくるとシナモンやナツメグ、オレンジなどの入ったホットワイン(フランス語でvin chaud)で体を暖めます。
パリ時代よく行っていたサンジェルマン近くのカフェにて。 ホットワインの隣にあるのはピエールエルメのマカロン。 私的にはラデュレよりもずっとおすすめです。 |
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