10.26.2012

落ち葉

今日(金曜日)からぐっと寒くなりました。
気温が急に変わるのもシカゴの気候の特徴です。


シカゴは昨日までは最高気温20℃以上、とかなり暖かかったのに今日からは二桁を切る寒さになりました。とはいってもシカゴの秋は晴天率が高く、紅葉も綺麗なので散歩をしていて楽しいです。

私のふるさと沖縄には四季がほとんどなく、紅葉など見られなかったので私は紅葉を見ると年甲斐もなくはしゃいでしまいます。無駄に寄り道をしては落ち葉を踏みしめ、シャカシャカ。カサカサ。という音で遊んでいます。



こちらは大学構内。



シカゴ大は「シカゴ」と土地の名前がついているせいか、アメリカ人の間でも州立大学と勘違いされることあるのですが、私立です。1890年に石油王、ジョン・ロックフェラーの莫大な寄付金を受け設立されました。

大学関係者でノーベル賞を受賞した人がこれまで87人、と世界で最もノーベル賞受賞者が多い大学らしいです。私の住んでいる大学職員用のマンションにも過去にノーベル賞受賞者が3人住んでいたそうな。

星の進化理論の大御所で1983年にノーベル賞を受賞したチャンドラセカール教授は隣のビルに住んでいた模様。というわけでシカゴ大学のあるハイドパーク(Hyde Park)は世界で一番ノーベル賞受賞者の密度が高い、とも言われています。

ノーベル賞受賞者と同じ空気を吸っているのかも、、この道をチャンドラセカールも歩いたのかも、、、と思うとなんだかあやかれそうな気になります。

ちなみにオバマ大統領の家も大学の近く。

オバマ氏はイリノイ州上院議員時代、シカゴ大のロースクールの教授でもありました。
現在はもちろん職務執行のためホワイトハウスに住んでいますが、時々シカゴの家も訪れます。昨日は大統領自ら地元シカゴで投票するためハイドパークに来ていたので、ちょっとした交通規制がありました。


大学構内には19世紀末に建てられたネオ・ゴシックスタイルの建築が多いのも特徴です。英国オックスフォード大学やケンブリッジ大学の建物を参考に建設されたようです。

旧物理学棟。
マンハッタンプロジェクトで使われた建物です。現在はコンピューターサイエンス学部の建物。

ハロウィーンが近いので大学のカフェテリア(こちらはシカゴ大ビジネススクールのカフェテリア)にも茶目っ気のあるディスプレイが。



シカゴの冬は時にマイナス20℃まで冷えることがあるので、寒くなる前に外を満喫しておこうと思います。
去年の冬は史上まれにみる暖冬で、雪も数回しか降らなかったのですが、それでも心身ともに南国仕様の私にはつらかったです。

マイナス15度を下回ったときは生まれて初めて 寒さによる身の危険 を感じました。

今年はどうなることやら。
(共同研究者のいるハワイやカリフォルニアに逃避しようかな。)



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2 件のコメント:

  1. 素敵な写真がたくさんあって、なんだか私もその町に行った気分になれます。また日本ではないようなエピソードに、ワクワクしちゃいます♪

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    1. naoさん、コメントありがとうございます♩ 写真いーーーっぱいあるので、アップしますね。

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