月食が始まる前 明るい満月が海を照らしています。 |
先ほど、自宅のベランダから皆既月食を見終えました。
今回の皆既月食はハワイを含む北米と、南米の一部地域から見ることが出来たのでした。
皆既月食が見える地域。 画像はNASA/JPL より |
私はあいにくコンパクトデジカメしか手元になかったので、大変お粗末な写真ですが、ちょっとだけ紹介しますね。
ハワイ時間で9:17PMに撮ったのがこちら。皆既月食になってから11分後の様子です。
赤銅色に輝く月、そしてスピカ(右上) |
昨日のブログでも説明しましたが、月は地球の影にすっぽり隠れても消えません。地球大気を通過した太陽の光が、月まで届くのです。
月が赤色に見えるのは夕日が赤くなるのと同じ原理。
波長が短い、青い光は途中で散乱されてしまうので届かないのです。
皆既月食が終わり、部分食に入って11分後の写真がこちら。
下部が明るくなってきている月。 右上隣には乙女座のスピカ。 写真右上には、火星が見えています。 |
月の下部が明るくなってきているのがわかりますか?
月の少し右上にあるのが、1等星である乙女座のスピカ。
写真右上に見える、赤みがかった明るい天体が火星です。
火星は3月14日現在、地球に最も接近しており、肉眼で簡単に見つけることが出来ます。
皆既月食を終え、部分食に入ると月の光量がぐぐっと増します。
手持ちのコンパクトデジカメで部分食の写真を撮るのは難しかったのですが、ちょうど雲がうまい具合に減光してくれました。
10:48PM |
月がどんどん、、、
10:58PM |
11:04PM |
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この皆既月食。月からはどう見えるのでしょうか?
興味のある方は是非、NASAのビデオをご覧ください。
https://www.flickr.com/photos/gsfc/13853309795/
地球が太陽にすっぽり覆われると、赤いリングが見えてきます。
太陽の光が遮られ、星々が見えてきます。
とても幻想的。
次回、10月8日の皆既月食は日本から見れますので、皆様、もし時間があったら是非空を眺めて、一直線上になった太陽と地球、月に思いを寄せてくださいね。
2014年10月8日の皆既月食の情報はこちら(国立天文台ウェブサイト)をご覧になってください。
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