4.02.2014


石垣島のVERA電波望遠鏡
シーサーと一緒に宇宙を見つめています

皆様、はいさい!

私の講演会行脚もいよいよ終盤を迎えてきました。

明日、4月4日(金曜日)の名護市中央図書館での講演を最後に、ハワイへと戻ります。



 ★ 名護講演会 ★

  時間 17:30 - 19:00
     場所 名護市立中央図書館 AVホール
  定員 130名
  タイトル 「宇宙を見つめる 〜120億光年かなたの研究〜」
  主催 在沖米国総領事館 
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すばる望遠鏡が探る最遠の宇宙はもちろん、海外留学や仕事についてもお話しします。

若い人にはもっともっと外に出てもらって、外から自分と沖縄を見つめて欲しいと思っています。

外に出て、様々なバックグラウンドを持つ人々の中で揉まれることで、初めて見えてくるものもあるでしょう。自分が常識だと思っていた考えやしきたりが、誰かにとっては非常識であるかもしれないのです。それに気づくことで、自分の価値観や人生観に幅が出てくると思います。


キーワードは、沖縄から宇宙へ! 

 (我ながら壮大すぎる言葉ですね。。。汗)


*****

こちらは先週の水曜に、沖縄科学技術大学院大学(OIST) で行った講演の様子です。

明王朝時代に沖縄に到来した太陰太陽歴
現在でも沖縄では伝統行事は太陰太陽暦に従って行われます。

Connecting modern astronomy with its traditional roots  と題して、沖縄とハワイにおける古代の天文学の役割、文化的背景などをお話しした後、すばる望遠鏡が探る現代天文学と天文学の将来に触れました。


オフィスでは私の講演会のフライやーがたくさん貼られていました(多謝)。



おかげで予想を上回る、多くの方がいらしてくれました。幸せです。


こちらは先週土曜日(3月29日)、那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館で行った講演の様子です。子供連れの方がたくさんいらしてくれて、嬉しかったです。

最後のスライドに映っているのは「すばる望遠鏡」のマスコット、
スービーちゃんです。


この「ほしぞら公民館」は以前は「久茂地公民館」として地元の人に親しまれていました。

かくいう私も小さいとき、ここのプラネタリウムが大好きでよく行っていました。規模こそ大きくないものの、地元密着型でリピーターが多い、貴重なプラネタリウムです。


当時のプラネタリウムの設備が展示されています。

昔を思い出して、ノスタルジックな思いになりました。


そしてこちらは石垣島で行った講演会の一コマです。

石垣島は「星の島」と言われるだけあって、大変勉強熱心な方が多く、講演中に熱心にメモをとる方が多かったのが印象に残っています。

国立天文台、八重山星の会、放送大学の共催だったのですが、皆さんに暖かく迎えられて、感激しました。


石垣島には、ミニすばる望遠鏡があるってご存知でしたか?

その名も「むりかぶし望遠鏡」。口径105センチの光学望遠鏡です。

むりかぶし(群か星)とは八重山地方の言葉で すばる、プレアデス星団 を意味します。

むりかぶし望遠鏡で木星を見る私の母。

この望遠鏡、地元の中学・高校生の署名運動のおかげで実現したそうです。
星が身近にあるんですね。感激です。


むりかぶし はなんと泡盛の名前にもなっています。



星に思いを寄せながら、美味しい泡盛もいいですね。

いよいよ明日、名護市で行う講演会は今回の出張の締めくくりとなります。

皆さんにお会いするのをとても楽しみにしています!





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