石垣島のVERA電波望遠鏡 シーサーと一緒に宇宙を見つめています |
皆様、はいさい!
私の講演会行脚もいよいよ終盤を迎えてきました。
明日、4月4日(金曜日)の名護市中央図書館での講演を最後に、ハワイへと戻ります。
★ 名護講演会 ★
時間 17:30 - 19:00
場所 名護市立中央図書館 AVホール
定員 130名
タイトル 「宇宙を見つめる 〜120億光年かなたの研究〜」
主催 在沖米国総領事館
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すばる望遠鏡が探る最遠の宇宙はもちろん、海外留学や仕事についてもお話しします。
若い人にはもっともっと外に出てもらって、外から自分と沖縄を見つめて欲しいと思っています。
外に出て、様々なバックグラウンドを持つ人々の中で揉まれることで、初めて見えてくるものもあるでしょう。自分が常識だと思っていた考えやしきたりが、誰かにとっては非常識であるかもしれないのです。それに気づくことで、自分の価値観や人生観に幅が出てくると思います。
キーワードは、沖縄から宇宙へ!
(我ながら壮大すぎる言葉ですね。。。汗)
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こちらは先週の水曜に、沖縄科学技術大学院大学(OIST) で行った講演の様子です。
明王朝時代に沖縄に到来した太陰太陽歴 現在でも沖縄では伝統行事は太陰太陽暦に従って行われます。 |
Connecting modern astronomy with its traditional roots と題して、沖縄とハワイにおける古代の天文学の役割、文化的背景などをお話しした後、すばる望遠鏡が探る現代天文学と天文学の将来に触れました。
オフィスでは私の講演会のフライやーがたくさん貼られていました(多謝)。
おかげで予想を上回る、多くの方がいらしてくれました。幸せです。
こちらは先週土曜日(3月29日)、那覇市の牧志駅前ほしぞら公民館で行った講演の様子です。子供連れの方がたくさんいらしてくれて、嬉しかったです。
最後のスライドに映っているのは「すばる望遠鏡」のマスコット、 スービーちゃんです。 |
この「ほしぞら公民館」は以前は「久茂地公民館」として地元の人に親しまれていました。
かくいう私も小さいとき、ここのプラネタリウムが大好きでよく行っていました。規模こそ大きくないものの、地元密着型でリピーターが多い、貴重なプラネタリウムです。
当時のプラネタリウムの設備が展示されています。
昔を思い出して、ノスタルジックな思いになりました。
そしてこちらは石垣島で行った講演会の一コマです。
石垣島は「星の島」と言われるだけあって、大変勉強熱心な方が多く、講演中に熱心にメモをとる方が多かったのが印象に残っています。
国立天文台、八重山星の会、放送大学の共催だったのですが、皆さんに暖かく迎えられて、感激しました。
石垣島には、ミニすばる望遠鏡があるってご存知でしたか?
その名も「むりかぶし望遠鏡」。口径105センチの光学望遠鏡です。
むりかぶし(群か星)とは八重山地方の言葉で すばる、プレアデス星団 を意味します。
むりかぶし望遠鏡で木星を見る私の母。 |
この望遠鏡、地元の中学・高校生の署名運動のおかげで実現したそうです。
星が身近にあるんですね。感激です。
むりかぶし はなんと泡盛の名前にもなっています。
星に思いを寄せながら、美味しい泡盛もいいですね。
いよいよ明日、名護市で行う講演会は今回の出張の締めくくりとなります。
皆さんにお会いするのをとても楽しみにしています!
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