8.01.2013


以前にも書いたのですが(記事はこちら)今年4月、シカゴの双葉会日本人学校の中学生を対象にお話をしてきました。

内容は私が天文学を目指すようになったきっかけ、これまでの経緯、そして私が研究している銀河についてです。


海外にある日本人学校は大体、2つのタイプに分けられます。

一つ目は週末のみの補習校。
平日は現地校に通い、土日に日本語教育を受けるシステムです。

二つ目は、全日制の学校。
こちらの場合、カリキュラムは日本政府の指導要領に従います。
双葉会日本人学校は、後者の全日制の日本人学校に属している、とのことでした。

とはいってももちろんアメリカの学校なので、親の海外赴任により日本から引っ越してきた子どもために、英語の特別授業もあるようです。


先日、双葉会学校の生徒さんから、こんなに素敵な贈り物をいただきました。



私の講演に対する感想が書かれた、直筆のお手紙です。
生徒さん20人、一人ひとりが丁寧に書いた文字と文章に、大変感激しました。


以前ブログでも紹介した銀河アルファベットが面白かった、という意見や、

銀河フォントで書いた私の名前です

銀河は衝突と合体を通して成長していくというのに驚いた、という意見がよく見られました。

課外授業ではこの他に、私が天文学を目指すきっかけとなったNASAのスペースキャンプの体験。

スペースキャンプの様子
スペースミッションのシミュレーションを行います。
TimeOut Chicago Kids の記事より

そして実は天文学では必須である理数系科目が、中学生の頃は苦手だったこともお話ししました。

この、理数系科目が苦手だったことは、かなり意外だったらしく、「勇気づけられた」と何人もの子どもが手紙に書いていて、大変嬉しかったです。


子どもには数多くの可能性が秘められています。

どうせ私には無理、とハナから諦めてほしくない、と思っています。
自分が好きなこと、興味があることを突き進んでやっていって欲しいと願っています。

オバマ大統領じゃないですが、甘いと言われるかもしれませんが、Yes, we can! の精神は私自身常に持っていたいし、子どもにも持って欲しいと思うのです。

双葉会学校の生徒さんから頂いた手紙は私の宝物として、ハワイへ持っていきます。


シカゴ双葉会日本人学校からのもう一つの贈り物はこちら。
カレンダーです。

先生方が先月、壮行会を開いてくださったときに頂きました。

シカゴ名所に私の名前が!

なんと私の名前が、シカゴのあちこちの名所に描かれています!

こちらはシカゴの有名な巨大彫像、クラウド・ゲート、別名 ザ・ビーン(豆)です。



シカゴといえば、昔流行った医療ドラマERの舞台。
ドラマにもよく出てきたのが、こちら高架鉄道、通称L です。 


私の名前のイルミネーションまで!



シカゴの冬はマイナス20℃まで下がることがあります。
南国生まれの私には正直冬は少々つらいのですが、それでも雪を見ると心が何故かときめきます。


こちらはミシガン湖では、ボートで私の名前が描かれています(笑)。


「ハワイに行っても、シカゴのことを時々は思い出してくださいね!」という、シカゴ日本人学校の先生方からの暖かい、素敵なプレゼントでした。思わず涙うるうるになってしまいました。

壮行会を開いてくださって、その上こんなに素敵なプレゼントまで頂いて、とても幸せです。
アドラープラネタリウムのボランティア解説がきっかけで、思いがけずこんなにも素敵な縁に出会えて、人生っていいなぁ、と思いました。

日本人学校の皆様、本当にありがとうございました。



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