4.03.2013


先日キャンパスを歩いていると、見覚えのあるアジア人の方が歩いていました。

どこかで見たことがあるなーーー、と思っていたら、この方でした。



シカゴ大学の岡武史名誉教授です。先生の専門は天体化学。

星間物質の分光観測で有名な業績を挙げていらっしゃいます。

画像はググったら出てきた、岡教授の東工大での講演会のパンフレット。
(東工大のページはこちら


題目はちょっとセンセーショナルで、

   大学は役に立たないことを学ぶ場である。

我々の生活には直接役には立たない学問の基礎を、大学で学ぶことの重要性を岡先生は説いています。

シカゴ大学は学部の最初の2年間は専攻を決めずに、リベラルアーツ、いわゆる一般教養科目をとることが義務付けられています。それを時間の無駄、と思う人もいるかもしれません。

でも若い時に、柔らかい脳で、様々なことを学び、考えることは大事だと私も思います。
そのときには無駄の知識に思えても、それが後に何かの役に経つかもしれないからです。


バラバラだった点があるときふとした拍子で結びついて線となるーーー

今は亡きスティーブ・ジョブズも、スタンフォード大学卒業式でのスピーチで自らの
カリグラフィー(書道)の授業での経験を踏まえ、connecting the dots (点と点がつながる)ことを話されています。

大変に有名なスピーチなのでご存知の方も多いと思うのですが、まだの方は是非チェックしてみてください。
感動的なスピーチです。(Youtubeビデオへのリンクはこちら





英語、スクリプト付きはこちら

  http://news.stanford.edu/news/2005/june15/jobs-061505.html 

なんと大阪弁バージョンまであります!(YouTubeへのリンク




スピーチの抜粋

 「未来に先回りして点と点をつなげることはできない。

   君たちにできるのは過去を振り返ってつなげることだけなんだ。
   だから点と点がいつか何らかのかたちでつながると信じなければならない。

 自分の根性、運命、人生、カルマ、何でもいいから、とにかく信じるのです。
 歩む道のどこかで点と点がつながると信じれば、自信を持って思うままに生きることができます。
 たとえ人と違う道を歩んでも、信じることが全てを変えてくれるのです。」



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