3.24.2013

シェリル・サンドバーグの新著Lean In 

Facebook を支えるNo2で最高執行責任者のシェリル・サンドバーグ女史。

子供二人を持つワーキングママであり、女性の社会進出への啓蒙活動を行なっていることで有名です。
アメリカは男女共同参画が進んでいるように思われれますが、 悲しいかな、女性管理職の数はまだまだ少ないのが現状です。

サンドバーグ女史は 「女性よ、大志を抱け!」 と言わんばかりのTEDトーク、また卒業スピーチがかなり有名なのでご存知の方も多いかと思います。

まだの方は是非、英語の勉強ながらにご覧になってください。


* なぜ女性のリーダーは少ないのか(日本語字幕つき)
  http://www.ted.com/talks/lang/ja/sheryl_sandberg_why_we_have_too_few_women_leaders.html
  (NHKの解説) http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/121001.html


* バーナード・カレッジでのスピーチ
  http://barnard.edu/headlines/transcript-and-video-speech-sheryl-sandberg-chief-operating-officer-facebook


そんな彼女が約二週間ほど前に本を出版しました。
今欧米では彼女の本、そして活動に対してものすごい議論が繰り広げられています。

本のタイトルは Lean in : women, work and the will to lead

アマゾンページはこちら。 http://www.amazon.com/Lean-In-Women-Work-Will/dp/0385349947
キンドルで$12.99です。


女性は勝負の席に付く前にまず諦めてしまいがちだ、と彼女は叱咤します。
例えば、卒業間近の医学女子学生が、「専門としてはつまらないけど、ワークライフバランスが取りやすそうだから将来のためにこの専門にしておこう」と楽な道を進むこと。

サンドバーグ女史はそれを、lean back(後方に傾く)。
すなわち自分で自分を可能性から遠ざけている、と言います。

そんな彼女の厳しい意見に反対する人が多いのも現実です。

  シェリルはハーバードを首席で卒業したスーパーウーマン。
  何億円も稼いでいる裕福な彼女と一般人を一緒にしないで欲しい、と。

けれど彼女はそれでも怯まずに、女性は自分の可能性を信じて前に進むべきだ、Lean back ではなく、Lean In すべきだ、と訴えます。

子育て、ワークライフバランス、交渉術。
働く女性にとって非常に重要なこれら要素を、新著ではシェリル自身の経験を踏まえながらアドバイスしています。


この本とシェリルの活動(LeanIn.org)について日本語で説明した記事はこちら

Lean In コミュニティのページはFacebookにもあります。
  



シェリルの活動と本は女性、男性を問わず興味深く重要な内容だと思うので、これから不定期シリーズで書いていきます。




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